日本科学技术振兴机构(JST)面向社会公开了分析事故与故障等实际案例的“失败案例数据库”。失败案例数据库由两部分组成,一部分是将失败案例按“原因”、“行动”、“结果”分类并形成体系的“失败曼陀罗”,一部分是记录失败过程的“Scenario”。共分“机械”、“材料”、“化学物质·设备”、“建筑”四个领域,现登录有1000个案例。
建立失败案例数据库的目的在于:防事故和失败于未然,同时在技术研发等过程中充分运用。这一数据库采纳了日本文部科学省召开的“失败知识活用研究会”的建议,以对失败学深有研究的日本工学院大学教授畑村洋太郎为中心,对数据库的标准与分析方法进行研究后兴建。面向社会公开时,比2003年3月试运行的增加了按领域搜索的功能。为了能充分发挥作用,还挑选了失败多发的类似案例与对社会影响极大的100个案例做为“失败百选”刊登出来。失败知识数据库的URL为http://shippai.jst.go.jp/。 |
科学技術振興機構(JST)は,事故やトラブルなどの実事例を分析した「失敗事例データベース」を一般公開した。失敗事例データベースは,失敗事例を「原因」「行動」「結果」の三つの観点で分類・体系化した「失敗まんだら」と,失敗にいたる過程を記述した「シナリオ」からなる。「機械」「材料」「化学物質・プラント」「建設」の4分野で,およそ1000件の事例が登録されている。
失敗事例データベースの狙いは,事故や失敗の未然防止を促すとともに,技術研修などで活用することにある。文部科学省が開催した「失敗知識活用研究会」での提言を受けて,失敗学で有名な工学院大学教授畑村洋太郎氏を中心に,データベースの仕様や分析方法を検討して構築した。一般公開に当たっては,2003年3月に試験公開したものに,分野による検索機能を加えた。さらに,活用を促すため,類似の失敗が多い事例や社会に及ぼす影響が大きい事例100例を「失敗百選」として掲載している。失敗知識データベースのURLはhttp://shippai.jst.go.jp/。 |