日本爱立信2005年3月23日就第3代移动电话高速通信方式“HSDPA(high speed downlink packet access,高速下行分组接入)”的研究进展情况,举行了一次记者说明会。根据会上公布的方针,2005年底至2006年初开始推出HSDPA商用服务时,该公司提供的基站设备最大将可支持3.6Mbit/秒的数据传输速度。业界能否真正提供数据传输速度达到这种水平的商用服务,取决于通信运营商对市场的判断以及手机产品的开发状况。该公司表示“与设备有关的技术准备工作将会逐步完善”(日本爱立信东北亚首席技术官藤冈雅宣)。
HSDPA作为最大可以14.4Mbit/秒的传输速度进行数据通信的新一代技术而闻名业界。其标准共分为从“Category1”到“Category12”的12个等级,调制方式与数据传输速度等各不相同。其中,HSDPA商用服务推出时爱立信计划支持的是“Category5”和“Category6”(最大数据传输速度均为3.6Mbit/秒),以及“Category12”(最大数据传输速度为1.8Mbit/秒)。要想实现支持这些标准的手机和PC卡,必须要有符合相应标准的芯片组。
爱立信公司嵌入产品部门(爱立信移动平台部门,EMP)目前正在加紧开发符合Category5和Category6标准的芯片组。不过,预计2006年以后才能投产。而美国高通等公司也在开发HDSPA芯片组。不过,最先投产的可能是支持Category12标准的品种。由此看来,2005年底至2006年初开始推出商用服务时,可能首先将会投产1.8Mbit/秒的HSDPA产品。 |
スウェーデンEricsson社の日本法人である日本エリクソンは2005年3月23日,第3世代携帯電話における高速通信方式「HSDPA(high speed downlink packet access)」の取り組みに関する記者説明会を開催した。HSDPAの商用サービスが始まるとされる2005年末から2006年初頭には,同社が提供する基地局を最大3.6Mビット/秒のデータ伝送速度に対応できるようにする方針を説明した。このデータ伝送速度のサービスが実際に提供されるかどうかは,通信事業者の判断や携帯電話端末の開発状況にも依存するが「設備関連の技術の準備は完備させておく」(日本エリクソン エリクソン北東アジア チーフ・テクノロジー・オフィサーの藤岡雅宣氏)とする。
HSDPAは,最大14.4Mビット/秒でデータ通信が可能になる次世代技術として知られている。その仕様は「Category1」から「Category12」の12のクラスに分かれており,変調方式やデータ伝送速度などが異なっている。このうちEricsson社が商用サービス開始時にサポートを予定するのは,「Category5」「Category6」(いずれも最大データ伝送速度は3.6Mビット/秒)と,「Category12」(同1.8Mビット/秒)という。これらに対応した携帯電話機やPCカードを実現するには,同仕様に準ずる端末向けチップセットが必要になる。
Category5やCategory6に準拠する端末向けチップセットは,Ericsson社の組み込み製品部門Ericsson Mobile Platforms(EMP)が開発を進めている。ただし製品化は2006年以降になる見込みだ。一方で米QUALCOMM Inc.などもHSDPA対応のチップセットを開発中である。ただし当初製品化されるのは,Category12に対応した品種になるもようである。こうした背景から2005年末から2006年初頭の商用サービス開始時にはまず,1.8Mビット/秒のHSDPA対応端末から製品化が始まることになりそうだ。 |