松下电器产业日前成功开发出了AC-DC转换器电路一次侧控制IC“MIP2F2”,可将无负荷时的耗电抑制在10mW以下。在“第20届电源系统展(2005年4月20日~22日,东京幕张Messe国际会展中心)”上,该公司发布了该产品的相关资料。与AC-DC转换器电路配备松下原产品时相比,可将无负荷时的耗电减至约2/3。主要面向手机及数码相机等配备的AC适配器及充电器等装置,计划2005年12月前后开始量产。量产产品包括多个品种,将推出最大输出功率达20W的系列产品。
支持100V~240V交流输入电压,因此在日本以外的其它国家也可将AC适配器等无负荷时的耗电抑制在低水平上。前面提到的无负荷时的10mW以下耗电,是指在输入100V交流电压时的数值。“实际上,可以将耗电抑制到8mW”(松下解说员)。即使输入200V交流电压,与输入100V交流电压相比,无负荷时的耗电也只不过会增加到2倍左右。此前,虽然面向日本国内市场的手机使用的某些AC适配器耗电只有10mW左右,不过,配备在这些AC适配器上的控制IC却“很难支持200V交流电压”(松下解说员)。
另外,松下电器产业还公布了其它产品的有关资料,这些产品包括:向一次侧直接反馈AC-DC转换器电路(光电耦合器,Photo Coupler)二次侧负荷状态的电路,以及省去二次侧控制IC的一次侧控制IC“MIP2J2”。输出电压精度为±10%,输出电流精度为±15%,与使用光电耦合器及二次侧控制IC时相比,相关指标较差。“这一精度水平是否能让设备厂商接受,目前仍处于试探阶段”(松下解说员),不过,由于可减少AC-DC转换电路的构成部件数量、提高AC适配器的成本,所以估计在面向中国市场的低价位手机中仍存在一定的市场。 |
松下電器産業は,無負荷時の消費電力を10mW以下にできるAC-DC変換回路の1次側制御IC「MIP2F2」を開発し,2005年4月20日~22日まで幕張メッセで開催中の「第20回 電源システム展」で製品情報を展示した。同社従来品をAC-DC変換回路に搭載する場合に比べ,無負荷時の消費電力を約2/3に減らせたとする。携帯電話機やデジタル・カメラなどのACアダプタや充電器などに向け,2005年12月ころから量産を開始する予定。量産する製品は数品種あり,最大出力20Wまでの製品ラインアップを用意するという。
交流100V~240Vの入力電圧に対応しており,国内外を問わずACアダプタなどの無負荷時の消費電力を低く抑えられるとする。無負荷時における消費電力10mW以下は,交流100Vを入力した場合の値。「実力的には,8mWを達成できる」(松下電器産業の説明員)という。交流200Vを投入する場合でも,無負荷時の消費電力は交流100Vの場合に比べて2倍程度の上昇にとどまるとする。国内向け携帯電話機に使うACアダプタでは待機時の消費電力が10mW程度にした品種がある。ただし,このACアダプタに搭載される制御ICでは,「交流200Vに対応するのは難しい」(前出の説明員)という。
松下電器産業は,フォトカプラといったAC-DC変換回路の2次側の負荷状態を1次側に直接フィードバックする回路や,2次側の制御ICを省ける1次側制御IC「MIP2J2」の製品情報も展示した。出力電圧の精度は±10%,出力電流の精度は±15%と,フォトカプラや2次側制御ICを使うよりも悪くなるという。「現在の精度で機器メーカーなどが受け入れるかどうかまだ手探りしている段階」(同社の説明員)だが,AC-DC変換回路を構成する部品点数を減らせACアダプタのコストを低減できるので,中国市場などに向けた低価格帯の携帯電話機で引き合いがあるとみる。 |