日本チアリーディング協会は2日、「第三回チアリーディング世界選手権大会」を11月5、6日の2日間、国立代々木競技場第一体育館で開催することを発表した。
大会には、日本をはじめ、ドイツ、フィンランドなど12カ国1地域の計25チームが出場。チア・オールフィメール、チア・ミックス、ダンスの3部門でそれぞれの世界1位を決定する。日本チームは過去の2大会で、女性だけのオールフィメール部門と、男女混成のミックス部門の2部門で連覇を果たしており、今大会で3連覇を目指すとしている。
この日の会見には日本代表選手38名のうち10名が出席し、各部門のキャプテンがそれぞれに抱負を語った。
ミックス部門キャプテンの酒井奈菜子さんは「ミックスの特徴は、雄大さ、力強さ、日本独特の美しさ。全員で一丸となって、見ている人に元気・勇気・感動を与えられるような演技を目指します」と話した。また、オールフィメール部門キャプテンの新井瑞紀さんも「徹底的な美しさ、ダイナミックな大技、スピード感を見てもらいたい。熱い気持ちで、見る人が忘れられなくなるような熱いチアをしたい」と語った。
石原匡監督は「男性がいることで、できる技も増える。この大会を機に、女性だけでなく男性のチアリーダーも増えてくれれば」と語っていた。
さらに中村節夫大会会長が「チアリーディングはスポーツと応援を同時に行える表現スポーツ。将来はオリンピック種目になるように努力していきたい」と話した。【島田優子】
毎日新聞 2005年9月2日 21時15分