ヤンバルクイナ近縁の新種、フィリピンで発見——贯通日本资讯频道
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ヤンバルクイナ近縁の新種、フィリピンで発見

 
カラヤンクイナ
カラヤンクイナ=英鳥類学誌「フォークテイル」から

 沖縄本島固有のヤンバルクイナに極めて近縁の新種のクイナを、フィリピンのカラヤン島で、同国と英国の合同調査隊が発見。「カラヤンクイナ」と名付けた。

 同島はルソン島の北約80キロにあり、面積は約200平方キロ。島民はこの鳥を「ピディング」と呼んできたが、1904年以来100年間、島に鳥類専門家が来ず、新種とはわからなかった。

 ヤンバルクイナ(体長約35センチ)と形態的特徴はよく似るが一回り小さく、ほとんど飛べない点は同様。全身が暗緑褐色で、くちばしと脚は赤い。

 尾崎清明・山階鳥類研究所標識研究室長によると、同島はルソン島とは生物構成が大きく異なる一方で、1千キロも離れた沖縄とは、リュウキュウコノハズクなど、鳥やコウモリの共通種が生息している。

 かつて広く分布した生物種の子孫が、天敵の進出を免れた小さな島でだけ生き残った可能性がある。

 「今回の発見で、琉球列島とカラヤン島の関連がより深いことがはっきりした。ヤンバルクイナの進化を考えるうえでも重要な発見」と尾崎さん。

(08/19 20:21)

新闻录入:汉拿锡    责任编辑:汉拿锡 

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