米プロバスケットボール、NBAの選手会が23日、観客を殴ったペーサーズの3選手に対するコミッショナーの出場停止処分は重すぎると主張して調停委員会に提訴した。AP通信によると、調停人が事情を調べた上で裁定を下す。
今回の乱闘では、ペーサーズのロン・アーテストが残りシーズン全部の73試合、スティーブン・ジャクソンが30試合、ジャーメイン・オニールが25試合の出場停止処分を受けた。
労使協約で、選手には提訴の権利が認められている。選手会は、3選手への処分は厳しすぎてアーテストで35試合ぐらいが妥当と主張した。
98年には練習後、監督に暴行したスプリーウェル(当時ウォリアーズ)が、1年間の出場停止処分を残りシーズン(68試合)に軽減された例がある。(共同)
(11/24 13:41)