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坂村健:在中韩发表演讲总是百感交集

作者:未知  来源:日经BP   更新:2004-11-7 11:34:00  点击:  切换到繁體中文

最近经常接到韩国和中国的邀请发表演讲,但每次演讲总是别有一番滋味在心头。东京大学教授、泛在ID中心代表坂村健突然间冒出了这么一句话。这是在20041112日,在冲电气工业举办的“OKI信息通信融合解决方案2004”主题演讲上出现的一幕。

  据坂村表示,每到一处演讲,当地要么好久没听到过日本人演讲,要么是感到非常新奇。此前在韩国和中国举行有关高科技的演讲会,邀请的演讲者必定是美国人。由于计算机和互联网都起源于美国,因此邀请演讲者也要找正宗的美国人。但如果提起泛在与无线标签的话,这就不是美国的事儿了,首先出现日本人独占鳌头。尽管个人很荣幸被邀请发表演讲,但作为日本人我还是百感交集。每想到这一问题,我总是暗自发问,作为全球第2经济大国,日本在完善信息基础设施方面究竟为人类做出了哪些贡献呢?

  坂村在演讲结束后与记者座谈时提到了笼罩日本科技产业界的封闭思想。指出日本在战后通过超英赶美实现了经济腾飞。在已经成为经济大国的今天,这一观念在中年以上的人群中仍然根深蒂固。这一状况同样也表现在科技产业界,上个世纪90年代,计算机与互联网已经在日本得到完全普及。但实际上采用的还是来自美国的产品。将产业复兴作为战略目标,无论是政府还是劳动者都没有认真去想

日本的封闭思想可以被打破。制定瞄准10年之后的战略

  坂村指出,日本人不能再这样被封闭思想所包围。科技产业的发展规律是大约每10年发生一次变化。目前的互联网也是经过10年左右才得到普及的。针对下一个变化趋势,我们如果从现在开始就全力发展泛在网络的话,日本将在完善信息基础设施方面为全球、尤其是亚洲地区做出更大贡献。当然,这一趋势要真正深入人心还要10年左右的时间。尽管如此,我们还来得及打破当前的封闭思想。难道我们非要这样跟在美国的后面,让年轻一代抱着封闭思想来生活下去吗?”

  坂村又指出最近的日本人是不是缺乏血清素呢?血清素是由大脑分泌的一种神经传导物质,分泌量大小可以影响到精神高涨或抑郁。在与韩国和台湾技术人员谈话时,他们会问为什么日本人不能成为亚洲的领袖。即使被问成这样,日本人也只是弯腰点头。与外国人发生争执时,只要被这么一驳斥,马上就会丧失斗志。今天的日本至少还拥有技术。当年在美国英特尔开发‘4004’时,日本企业曾做出了一定贡献。在欧美科学家大力宣扬自己的研究成果时,田中耕一却荣获了诺贝尔奖,这非常具有代表意义。由于已经具备这样的技术水平,下一步就是如何在主观上能一展宏图了

  自二战战败以来,日本的战略越来越觉得不对路。当然这里谈的不是军事性战略,在完善信息基础设施方面制订的战略没有一点儿眼光,完全只考虑国家的利益来积极行动。看人脸色的文化已经走到了尽头,日本人是不是该考虑一种新的民族精神了呢。提出这一主张的坂村脸上又露出了人们所熟悉的满腔热情。

 「最近,韓国や中国に招かれて講演をする機会があるのだが,そのたびに何とも切ない気持ちにさせられる――」。東京大学教授でユビキタスIDセンター代表の坂村健氏が,不意にこう漏らした。20041112日,沖電気工業が開催した「OKI情報通信融合ソリューションフェア2004」における基調講演でのことである。

 坂村氏によると,行く先々で,日本人の講演を聞くのは久々だとか,非常に珍しいと言われるのだという。「これまで韓国や中国で行われるハイテク関係の講演会となると,講師として招待されるのは決まって米国人だった。コンピュータもインターネットも米国でつくったものなのだから,講演者も当然本家からというわけだ。しかし,ユビキタスとか無線タグの話になると,これはさすがに米国ではないね,ということで初めて日本人に白羽の矢が立つ。招いていただけるのは個人的には光栄だが,日本人としては何とも切ない気持ちだ。こうした状況に触れるたび,世界第2位の経済大国である日本が,情報インフラの整備に対して,一体これまで世界にどんな貢献をしてきたのか,と自問させられる」。

 坂村氏は講演後の記者との懇談で,日本のハイテク産業を覆う閉塞感について触れた。「日本は敗戦後,先進国に追いつけ追い越せで経済成長を遂げてきた。既に経済大国となった現在でも,こうしたマインドは中年以上の世代を中心に根強く残っている」。こうした状況はハイテク産業でも同様で,「1990年代,コンピュータやインターネットは日本の社会に広く浸透していった。しかし実態は,米国発の製品を採り入れただけ。戦略的に産業を興していこうという志向は政府にも働き手にもない」と指摘する。

「日本の閉塞感は打破できる。10年先を目指した戦略策定を」

 とはいえ,このまま日本人が閉塞感に包まれ続ける必要はないと坂村氏は説く。「ハイテク産業のトレンドは,おおむね10年ごとに変化し続けている。今のインターネットも,10年くらいかけて普及してきたものだ。次のトレンドになり得るユビキタスに向けて今から全力で取り組めば,日本が情報インフラの整備で世界,とりわけアジア地域では大いに貢献できる。もちろんトレンドを根付かせるには10年くらいはかかるだろう。それでも,今の閉塞感を打破する道はまだ残されている。このまま米国の後追いを続け,若者が閉塞感を抱えながら生きていくのが本当にいいのか」と問いかける。

 「最近の日本人には,セロトニンが足りないんじゃないか」とする坂村氏。セロトニンは脳内に分泌される神経伝達物質で,分泌量によって精神の高揚や抑鬱に影響する。「韓国や台湾の技術者と話をしていると,『なぜ日本人はアジアのリーダーになってくれないんだ』と言われる。そこまで言われても日本人は及び腰になる。ちょっと外国人と話をしてやりこめられると,それだけで戦意喪失してしまう。少なくとも今の日本は技術を持っている。かつて米Intel Corp.が『4004』を開発した際,日本企業は一定の貢献をしている。欧米の科学者たちが自らの研究成果を声高に主張し合う中で,田中耕一氏がノーベル賞の栄誉に輝いたのも象徴的な出来事だ。そうした技術を持っているのだから,あとは意識的に自らを奮い立たせることが大事だ」とする。

 「日本は敗戦以来,戦略を立てることを悪く思うようになってしまった。もちろん軍事的な戦略は論外だが,情報インフラの整備に戦略を立てるのに何の遠慮もいらないし,むしろ国益すら考えて積極的に行動してもいい。人の顔色をうかがうという文化は既に完成したのだから,そろそろ日本人は次のメンタリティーを考え始めてもいいだろう」。そう力説する坂村氏は,再びいつもの熱意にあふれた表情を取り戻していた。

 


 

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