丰田汽车在配备汽油发动机的混合动力车“猎犬混合动车(Harrier Hybrid)”上,配备了最大输出功率为123kW的3相交流同步马达。而第2代Pruis只有50kW,可以想见丰田在大幅提高输出功率方面做了很大努力。不过,美国通用汽车和戴姆勒·克莱斯勒却对混合动力车配备大功率马达不感兴趣,开发出了名为“双模式完全混合动力(2-Mode Full Hybrid System)”的系统。这种开发思路上的区别到底是什么?笔者日前就采用高功率马达的原因采访了丰田汽车。
丰田动力传动本部HV系统开部技术总监生田康裕表示:“主要是为了提高燃效。”据生田介绍,混合动力车的燃效能否提高,主要取决于制动能量的回收和无空转的效果。这一点对任何一款混合动力来说都是一样的。而不同的是如何使用由此而来的能源。同时表示,如果这种能源不能加以利用,就会白白浪费掉。丰田在猎犬混合动力车及机敏混合动力车(Kluger Hybrid)上的目标是:在提高环保性的同时,展现行驶乐趣。不过,对于这些SUV(多功能运动车)来说,车身无论如何都会很重。因此,要想在如此重的车辆上使用再生能源、在提高环保性的同时增加行驶乐趣,就需要提高马达的输出功率。
令人吃惊的是,相对于第2代Pruis,容积减小了19%,而最大输出功率却提高到了2.4倍。其奥妙就在于提高了马达的转速。最大转数相对于第2代Pruis提高到了1.9倍,只凭这一点便可提高输出功率。最大扭矩相对于第2代Pruis减小了17%,不过通过在动力分配装置及马达之间追加采用行星齿轮机构的减速器(减速比2.478),使整个系统获得了较大的扭矩。 |
トヨタ自動車は,ガソリンエンジン・ハイブリッド車の「ハリアーハイブリッド」「クルーガーハイブリッド」に,最高出力123kWの3相交流同期モータを搭載する。2代目プリウスのそれが50kWだったことを考えると,大幅な高出力化を図っていることになる。だが,その一方で米General Motors社とDaimlerChrysler社は,ハイブリッド車に出力の大きなモータを搭載することを嫌って「2モードフルハイブリッド」というシステムを開発している。この考え方の違いは,一体どこにあるのか--。その理由をトヨタ自動車に聞いた。
同社パワートレーン本部HVシステム開発部主査の生田康裕氏は「基本は燃費の向上にある」という。同氏によれば,ハイブリッド車で燃費が向上するのは回生ブレーキとアイドルストップの効果。そこはどのようなハイブリッド車でも変わらない。違いが出るのは,そうして浮かせたエネルギをどう使うか,という点。そうしたエネルギは使わない限り無駄になってしまうとも言う。トヨタがハリアーハイブリッドやクルーガーハイブリッドで狙ったのは,環境への適応性を高めながら,同時に走りの楽しさを引き出すこと。ただ,こうしたSUV(Sport Utility Vehicle)の場合,車体がどうしても重くなる。そうした重い車において回収したエネルギを使い,環境性を高めるだけでなく走る楽しみを増すには,モータの高出力化が必要だったというわけだ。
驚くのは,2代目プリウスのモータに対して容積を19%減らしながら2.4倍の最高出力を実現している点だ。その秘密は,モータの高速回転化にある。最高回転数を2代目プリウスのモータに対して1.9倍まで高め,その分だけ出力を稼げるようにしたのだ。最大トルクは2代目プリウスに対して17%減だが,動力分割機構とモータの間に遊星歯車機構を利用した減速機(減速比2.478)を追加することで,システムとしては大きなトルクを出せるようになっている。 |