里見黄門5シリーズ目となるTBS「水戸黄門」第35部(10月10日後6・55、2時間スペシャルでスタート)の制作発表が12日、都内で行われ、水戸光圀役の里見浩太朗(68)らが出席した。
新調された8代目印籠(いんろう)もお披露目。輪島塗の名工、5代目若島宗斉氏が手掛け「値が付けられない」(同局)ほどの逸品。収録現場にはジュラルミンのケースに入れて運んでいる。里見は「(出演者より)印籠の方が大事にされている」と苦笑い。格さん役の合田雅吏(35)も「持つときに緊張する」と笑わせた。
里見黄門での放送は、来年2月13日の第17話で100回目。里見は「芸能生活50周年の時期に時代劇のヒーローができて快感です」と話した。
スポーツニッポン 2005年9月13日