東京証券取引所は15日、東京スター銀行(東京都港区)が10月25日に上場すると発表した。同行の前身は99年に経営破たんした東京相和銀行。米大手投資ファンド、ローンスターが01年に買収、約400億円を投資し再建を進めてきた。
破たん銀行が再生して再上場を果たすのは、04年に上場した新生銀行(旧日本長期信用銀行)についで2例目となる。
東京スター銀株式の売り出し価格は10月17日に決まるが、発行済み株式の約27%に相当する約19万株が売却され、売却総額は数百億円に及ぶ見通し。【竹川正記】
毎日新聞 2005年9月16日 東京朝刊