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情報モラル教材:普通教室でネットモラル授業を

作者:未知  来源:每日新闻   更新:2005-9-22 6:02:00  点击:  切换到繁體中文

子供たちがインターネットやケータイを使うことは一般的になっているが、ネットの安全な利用法を教えている学校はまだ少ない。「メディアとのつき合い方学習」を提唱する静岡大学の堀田龍也助教授は「ネットモラルを教える授業が少ないのは、どんな先生も使える教材がないこと、何をどう教えればいいのか分からない先生が多いことが原因」と指摘する。「広島県教科用図書販売社(広教)」が発売した「事例で学ぶ Netモラル Web版」の企画・監修者でもある堀田助教授に、学校の現状、どんな教材が必要なのかについて話を聞いた。【岡礼子】

 --ネットの安全な利用法を教える必要性が高まっていることを、先生たちはどのように受け止めているのでしょう。

 情報モラル教育が必要だということは多くの先生が感じていると思います。しかし、学校では十分に取り入れられていません。何をどう教えればいいのかが分からないのに、インターネットやケータイは危険だという意識だけが先にたって、「~してはいけません」「気をつけましょう」と、スローガンのように言うばかりになっていると感じます。

 --どこが、どんな風に危険なのか具体的に説明しないと、子供たちは分かりませんね。

 それぞれの学年の実情に合ったカリキュラムで、状況に応じた対処法を教える必要があります。子供が犯罪に巻き込まれる前に、インターネットやケータイの危険性と安全な使い方を教えることは、教育の役目です。子供たちは、先生が思うよりインターネットやケータイを利用しています。そのことをきちんと認識してほしいですね。

 --パソコンに詳しくないと情報モラルは教えられないように感じてしまうのでしょうか。

 情報モラル教育はパソコンが得意な先生だけが教えればいいものではありません。文部科学省などは、コンテンツや授業の映像をウェブページに掲載し、熱心に周知していますが、残念ながらそれが先生や子供たちに伝わりきれていない。すべての教員が教えられることが大事で、そのためには普通教室で黒板を使って情報モラルの授業を行えなければいけません。小学校の先生の6割以上は女性で、パソコンが得意でない先生も多いですが、女性の方がコミュニケーションには熱心ですから、言葉だけのコミュニケーションで気持ちのすれ違いが起きることなどは、実感を持って教えられます。だから、「事例で学ぶ Netモラル Web版」ではパソコンがない普通教室で授業ができるように、教材の構成を考えました。中学でも道徳の時間で扱える教材だと思います。

 --「事例で学ぶNetモラル」について、もう少し詳しく教えてください。

 インターネットやケータイは、子供によって経験差が大きいので、どの子も分かるように「こんなやり取りをしていて、気持ちがすれ違ってしまった」「こんな画面を見て、クリックしてしまった」というように、具体的なシチュエーションを見せる必要があります。そのために、「掲示板に自分が飼っているハムスターのことを書いたら、返事が来て…」といったストーリーをアニメーションで作りました。

 --アニメを見て、子供たちが考えるのですか?

 そうです。ただし、アニメを見るだけでは、子供たちが自分のこととして考えることは難しいと思っています。アニメは導入用で、解決法を教えるものではありません。アニメを見た後に子供同士で話し合って、身近な問題として理解させようと考えました。道徳の時間によく行われる手法ですが、アニメの一場面をキーシーンとして取り上げ、「この場面で、どんなことを考えたんだろう」と、子供たちに考えさせることもできます。

 --どんな内容を盛り込んだのですか?

 ネットモラルのトピックスはたくさんあります。そこで先進的な授業をしている先生たちに意見を聞いて、急いで教えた方がいいと思われる20の事例に絞りました。さらに、20事例を「情報安全」「責任ある情報発信」「健全な情報社会の形成」の3つの分野に分けました。子供が安全にインターネットを活用し、他の人とのコミュニケーションに責任を持ち、情報社会の仕組みを知って、社会とのかかわり方を学んていく--という流れにしました。「掲示板」「チャット」などの事例には体験できるソフト、「メールの使い方」などにはドリル型教材を付けました。

 --学年ごとのカリキュラムになっているのですか?

 例えば「掲示板を使うときに気をつけること」という内容も、小学校高学年で学んだ方がいいと思う先生もいれば、中学校3年生でいいと思う先生もいるでしょう。子供の発達段階や、周囲の環境、住んでいる地域によって、学習を急ぐべき内容は違うと思いますので、学年の設定には幅を持たせています。利用する先生のクラスの子供たちの状況に応じて取り上げてほしいですね。

◇◇◇

「事例で学ぶ Netモラル Web版」(広教)の内容

 教材は、指導案、ビデオ(20巻)、ワークシート、掛図などと、それらが入ったCD-ROMからなり、一斉授業にも、個別学習にも使える。新しい問題が出てきたり、内容に変更があった場合、5年間は無料でバージョンアップ、ビデオや掛図は差し替える。オープン価格。「広教」で、来年3月までモニター校の希望を受け付ける。モニター校から実践事例を集め、ウェブサイトで公開していきたい考えだ。教材についての問い合わせは同社(電話082・291・1081)。

■詳細
http://www.hirokyou.co.jp/netmoral


 

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