宮城、岩手、秋田の3県にまたがる栗駒山(1627メートル)の山頂付近で、紅葉が見ごろを迎えた。ドウダンやナナカマド、ウルシなどが山肌を鮮やかに染め、登山者は写真を撮りながら、秋の一日を楽しんでいる。
中腹の宿泊所「くりこま荘」支配人、菅原次男さん(64)は「今年は台風の影響や霜の被害もなかったので、例年通りきれいな紅葉が楽しめる」と話している。
山頂付近の見ごろは10日前後まで。来週末には標高約1100メートルの「いわかがみ平」周辺まで色づくという。問い合わせは栗原市商工観光課0228・22・1151。【長谷川直亮】