「銀盤カレイドスコープ」は、自他ともに認める美人ながらフィギュアスケート界を揺るがすほど性格が悪い桜野タズサが主人公。カナダ人の少年・ピートの幽霊が取りつき、ピートの助言を受けて実力がアップしたタズサが徐々に心を開くようになり、トリノ五輪でメダルを目指すコメディタッチのスポ根ドラマ。海原さんは、０３年に第２回集英社スーパーダッシュ文庫新人賞を受賞。現在、シリーズ計５巻が発売中で、０５年８月からは「月刊マーガレット」でマンガ版が連載されている。

　制作のアニプレックスでは「トリノ五輪に向けて注目が集まるフィギュアスケートという競技を描いたこれまでにない魅力の作品。主人公の成長と競技シーンクオリティに注目してほしい」としている。【渡辺圭】