大阪の阪急百貨店で、ダイヤモンドなどをちりばめた3600万円相当のティアラが盗まれる事件がありました。
9日午後3時40分頃、大阪梅田の阪急百貨店1階特設売り場で、ショーケースに入っていたイギリスの老舗宝石店「GARRARD」のティアラ1点が無くなっているのに店員が気付きました。
ティアラの値段は3600万円で、阪急百貨店が開催していた「英国フェア」の目玉商品として展示されていました。
調べによりますと、「GARRARD」の女性店長が外国人風の女性2人に接客をしていた10分の間に、何者かによってショーケースの鍵が開けられ、中のティアラが無くなっていたということです。鍵穴が壊された形跡はなく、2本の鍵も保管場所に残されたままでした。店内は当時混雑していましたが目撃者はなく、またショーケースは防犯カメラの死角になっていたということです。