东芝展出了一款可大幅降低待机时耗电电流的电源IC——“TB9004FNG”,主要用于引擎、刹车和车体系统的控制用ECU(电子控制单元),该公司强调说其耗电电流为0μA(图)。据悉,在汽车停车等不使用ECU的状态下,通过降低电源IC的耗电,可以减少汽车电池的消耗。该产品将于2005年第4季度开始样品供货。
此次的IC为ECU的微控制器和闪存配备了2套输出系统,一套为+5V的高电压;另一套为+3.4V、+2.5V和+1.5V中的任意一种低电压。在配备2套输出系统的电源IC产品中,待机时几乎不耗电的产品尚属业界首创。东芝的老产品待机时耗电电流为95μA,输出电压也仅支持+5V。此次将低电压输出设定为3种,主要是因为车载微处理器和闪存等产品中工作电压低于+3V的品种越来越多。
据东芝介绍,此次为了降低耗电电流对电源电路做了改进,将待机时IC内部电路的供电量控制在所需的最小限度。电源IC内设有多条接收电池供电的线路,这样,对待机时电源IC内部电路中无需运行的部分,就可以切断电力供应。
该产品封装为24针的SSOP,可在-40℃~+125℃的温度范围工作,以便在车载设备上配备。 |
東芝は,エンジンやブレーキ,ボディ系の制御用ECU(電子制御ユニット)に向けて,スタンバイ時の消費電流を大きく抑えた電源IC「TB9004FNG」を出展した。消費電流0μAをうたう(図1)。自動車を駐車した状態など,ECUを使っていない状態で電源ICの消費電流を抑えることで,自動車のバッテリの減りを少なくできるとする。今回の製品は,2005年第4四半期にサンプル出荷を始める予定である。
今回のICは,ECUに搭載するマイコンやフラッシュ・メモリに対する出力として2系統を備える。1系統は+5Vの高電圧で,もう1系統は+3.4V,+2.5V,+1.5Vの中からいずれか1つの低電圧である。2系統の出力を備えた電源ICで,スタンバイ時の消費電流をほぼなくすことができるものは,今回が業界初という。同社従来品は,スタンバイ時に95μAを消費しており,出力電圧も+5Vの1系統のみだった。今回,低電圧の出力を3種類にした理由は,車載用のマイコンやフラッシュ・メモリなどで動作電圧が+3Vを切る品種が増えてきたためである。
消費電流を落とすために電源回路を見直し,ICの内部回路への電力供給をスタンバイ時に必要最小限度にとどめたと説明する。電源ICはバッテリから電力供給を受けるラインを複数個備えている。このうち,電源ICの内部回路でスタンバイ時に動作させる必要がない部分への電力供給を遮断する。
パッケージは24ピンのSSOP。車載機器に搭載するため,−40℃~+125℃の動作範囲を確保している。 |