皇室典範の改正論議をめぐり、寛仁親王殿下がエッセーで、女性・女系天皇容認に疑問を投げかけたことについて、宮内庁の風岡典之次長は8日の定例会見で「(エッセーは)私的な会報の中で個人的な見解を述べられたものと受け止めている」と述べ、宮内庁として改めて真意を確認しない方針を表明した。
風岡次長は「天皇陛下や皇族方は政治的なことを対外的に明らかにされることはない」とも述べ、7日にあった「皇室典範に関する有識者会議」でも「特にそれ(寛仁親王殿下のエッセー)が議論になったことはありません」と語った。
寛仁親王殿下:胸の痛みなどの症状治まり、退院寛仁殿下:ウイルス性心膜炎の疑いで入院