【シアトル河村成浩】マイクロソフト(MS)は22日(現地時間)、次世代ゲーム機「Xbox360」を米国で発売した。米シアトルの大手量販店ベストバイでは、MSのビル・ゲイツ会長が訪れ、自らの手で最初の購入者にゲームを手渡した。
Xbox360は、02年に発売されたXboxの後継機種で、最新パソコンを上回る高性能中央演算処理装置を搭載し、ハイビジョン映像でゲームが楽しめる。また、オンラインでの対戦プレーやウィンドウズパソコンに接続して、パソコン内の画像などを閲覧したり、インターネットで配信される映像を楽しむことができる。価格は20GBの着脱式ハードディスク付きで399.99ドル(約4万5000円)。
ゲイツ会長は発売開始予定時刻の30分前に売り場に登場し、「この日が迎えられとても光栄だ」と述べた。4日前から並んでいたという第1号のダン・フリーマンさんにゲーム機と本体に取り付けるサイン入りフェースプレートを手渡すと店内では大歓声が上がった。 日本では12月10日に3万9795円で発売される。来春以降にソニー・コンピュータエンタテインメントのプレーステーション(PS)3、任天堂のレボリューションなどの次世代ゲーム機の発売が予定されており、MSが先陣を切って市場に投入した。
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