中国の映画専門大学、北京電影学院は11日、日本の超党派国会議員らでつくる「日中新世紀会」と共同で「中日アニメ漫画研究センター」を学内に発足させた。
アニメ、漫画分野の技術向上を目指した人材交流を日本側と進めたい同学院関係者と、日本のアニメ、漫画の浸透を通じて中国人の対日イメージ改善を図りたい新世紀会の希望が一致したことが、センター設置のきっかけ。日中共同研究を推進するほか、中国の地方都市でアニメ、漫画の展示活動などを行う予定。
また北京の日本大使館は同日、電影学院のコンテストに自作漫画を応募し最優秀賞を獲得した同学院4年生、羅斯嘉さんに「日本大使賞」を贈呈。副賞として、12月に日本に招待するという。(北京・共同)
毎日新聞 2006年6月12日 11時41分 (最終更新時間 6月12日 12時32分)