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竹橋シネコン:「タイヨウのうた」主演YUIさんインタビュー

作者:鈴木隆、…  来源:mainichi-msn   更新:2006-6-18 0:47:28  点击:  切换到繁體中文

 
YUIさんが最近読んだ小説は重松清さんの「トワイライト」。芸術家・岡本太郎さんの作品にも衝撃を受けたという

 歌うこと、愛することに命の輝きを見つけ出す少女の物語「タイヨウのうた」が間もなく全国公開される。主人公、雨音薫の生きる勇気と周囲の人たちの愛情に、試写会場は号泣とともにさわやかな感動に包まれていた。すでにシンガーソングライターとして熱い支持を受けているだけでなく、この作品で主演と劇中の音楽も手がけたYUIさんに映画や音楽への思いなどを聞いた。【鈴木隆、細田尚子】

 --映画主演の話があったときは。

 音楽活動はずっとやってきましたが、映画の話は想像していなかったのでびっくりしました。その時に、ストリートミュージシャンという音楽が深くかかわっている映画と聞いたので、私も福岡で路上ライブをした経験もあり、自分なりに何か表現できるのではと思いました。

 --演技することに対しては。

映画の1場面。(C)2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ

 戸惑いはありました。演技を勉強してきたわけではないですし、しゃべりも得意な方ではないし、たくさん心配事はありました。撮影に入ってからも、ずっと葛藤と模索と思考錯誤を繰り返していました。

 でも、映画の中でシンプルに大切にしたかったのは「どういうことを伝えていきたいか」です。映画はどういうものか、どう作られていくか、少しずつ知っていきました。

 --演技への関心はあった。

 自分自身、すごくフラット(に向き合っている状態)だったと思います。私はいつも(どんなことにも)フラットですね。もちろん、不安とかプレッシャーとかはあったんですが、撮影に入るときは覚悟していました。でも、(劇中での)病気のことは一番戸惑いがありました。すごく責任があると思って、実際に同じ病気の子どもを持つ母親のホームページを見たりしたんですが、不安はさらに大きくなったりしましたけど。

 撮影に入ってみて思ったのは、私が演じた雨音薫にとって、その病気は生まれた時から持っている。父親もそれを個性だと言っていて、彼女にとって今問題にしていることではない。だから、私も(病気を)一緒に生活しているものととらえるようにしました。

 つまり、演技をするというより「雨音薫を生きたい」と感じるようになりました。私のできることは、そういうことだと思いました。

 --音楽と映画で共通の部分は。

 表現することは同じですが、表現の仕方や伝えたいことは違いますね。映画は大勢の人が一つのものに向かっていきます。音楽も1人で曲を作ったりしますが、結局はたくさんの出会いがあって作っていくので、どちらもたくさんの人がかかわって作っていくものだと思います。そう考えると、映画が公開されたときとライブをやっている時は同じ感覚じゃないかと。

 --共演の塚本高史さんとは撮影前に何か話しましたか。

神奈川・七里ヶ浜のバス停で再会した2人。(C)2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ

 事前に話はしませんでした。初めての現場で緊張してたのですが、塚本さんから話しかけてくれたり、楽しく明るい雰囲気にしてくれました。撮影の時は、(塚本さんは)すごく集中していて真剣でした。

 --雨音薫の生き方はどう思いますか。

 彼女自身はとても強い生き方を持った人。自分が病気だということ、家族の愛情、恋人からの愛情もきちんと受け止めている。最後に歌うシーンでも、家族の幸せを願い、きっと彼はいずれ結婚して幸せになるだろうなとか、自分はいろんな人に愛されて幸せだったとか、思い浮かべながら歌っているんですね。

 --雨音薫になりきっていた、ということですか。

 雨音薫になっていた、という言い方は私の中ではしっくりこないです。雨音薫の気持ちがすごく心の中にありました。

 --少し自分と距離を置いて雨音薫を演じたのですか。

 演じるという言い方とはちがいます。「雨音薫を生きる」っていうことですね。

YUIさんは1987年3月26日、福岡県生まれの19歳

 YUIは、雨音薫が生きている日常の中にはいない。YUI(の気持ち)はとりあえず置いておいて、雨音薫の気持ちがもっと心の中に入ってきた。

 --監督とはいろいろ話をしましたか。

 話をするというよりは、見たり聞いたり感じたりしたことを自分の中で整理したり、相手の考えていることを汲み取って生きたいと考えているので、監督とすごく話をしたということではないです。

 --シナリオを読み込んだ。

 そういうことではなく、現場とかでいろんな人が表現しようとしていること、思い考えていることを見つけようとした。ですから、ずっと耳を澄ましている感じですね。

 --音楽を作るときも、同じですか。

 映画の場合は監督の映画なので、私を出すべきではない。もちろん、私が思い描いている薫の気持ちとかはありますが、監督がこう見せたいというものがあります。監督は言葉で説明するより、感情とか映像とかが頭に描かれている方だと思うので、そこは、感覚での会話になります。

 --それは具体的にどういうことですか。

 こういう映画にしたいから、こうしてほしいというのではなく、薫がこういう気持ちになっているから、こういう行動をするんだね、という話をする。具体的にああしろ、こうしろというふうには言われませんでした。

 --若い監督さん(25歳)ですが、友人とか仲間的な感覚は。

 全くないですね。緊迫した空気の中で集中して真剣にやっていました。そういう人間関係以前に、映画のことを優先してやっていました。

 --監督やスタッフのスタンスや考え方は、物を作っていく立場として分かるところがありましたか。

 私の場合はゼロから始まった感じで、足場がない状態なので、いろんな人の意見や見方を分けてもらいながら、考え方の答え合わせをしていきました。音楽の方では、自分の足場が見えているので、自分がここが好きとか、やれるところもありますが、映画はたくさんの人が目の前で一つのことに向かっていくので、みんなが主役です。

 --映画の現場は好きですか、またやってみたいですか。

 最初は緊張していましたが、初めてで責任感があるし、葛藤とかもかなり濃い状態だったと思いますが楽しかったです。今映画を試写会などで見てもらっていますが、その時に「前向きになれた」といった言葉を聞いた時はすごくうれしいです。やってよかったと思います。映画を届けることができて、本当によかったなあと思っています。

 また、(映画の主演のように)想像していなかったことが起きたときは精いっぱい頑張りたいです。最初のころは戸惑ったりしていたので、こんなに前向きに終わることができるとは思っていませんでした。

 --客観的に映画を見ることはできましたか。

 こうすればよかったと思う部分はいっぱいありました。撮影の風景が浮かんできたりしましたが、最後に言葉が浮かびました。薫は幸せだったなあ、愛されてよかったなあと素直に思いました。

 薫は家族ぐらい自分に近い存在だと思っていたので、映画を見たときに薫がすごく遠くなった気がして、その話を監督に言ったら「薫はYUIちゃんから離れて、今は見てくれた人の心に届いている」と。それを聞いたときに、そうなんだなあと、何か親心見たいな感じがしました。

ひまわりのように鮮やかに生きる雨音薫を演じたYUIさん。(C)2006「タイヨウのうた」フィルムパートナーズ

 --劇中で歌われる「Good-bye days」の生まれた背景は。

 シナリオを撮影前に何度も読んでからメロディーを書きました。普段小説とか読むのが好きで登場人物の住んでいる街が(頭の中に)描かれていきますが、(シナリオを読んで)感じたこと、表現したいことを無意識に表現していきました。歌詞は撮影に入って、同時進行で書きました。薫の気持ちが強く入っていると思います。

 --「Skyline」は。

 この曲は、横浜でのストリートライブのシーンで歌っています。撮影中に書きました。ピアノを触っていて開放的な音を見つけて、曲ができていきました。

 --オーディションに受かってから、デビュー、映画出演とここまですごい勢いで進んでいますが。

 ストリートライブで路上にあぐらをかいて始めた時は、一人でも立ち止まってくれたらうれしいと思っていました。こうやってたくさんの人に出会ったりしていく中で、そこにも葛藤や戸惑いはありますが、今はリラックスして、マイペースでいきたいです。確かにこの期間の一瞬一瞬はかなり濃いですね。

 例えば、シンデレラストーリーのように言われたりもしますが、私自身がどうとかではなく、聴いてくれる方、映画だと観てくれる人の気持ちをすごく考えるので、前向きさと笑顔とか届けたいものを持ち続けていくことを大切にしていきたい。

 全国ツアーとかの前にはものすごく不安になったりもしますが、いかに来てくれた人に笑顔になって帰ってもらうかということを考えます。でも、お客さんは温かくて家族で来てくれる方もたくさんいます。

 --映画で一番好きなシーンは。

 全部ですが、あえていうなら、私にとっても彼女にとっても歌っている時は大切な時間だと思うので、歌を歌っているシーンも好きです。見てくれた人からは「生きて、生きて、生きまくる」と話すシーンが好きと言われる人もいます。

 家族や恋人、両親、おじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に、ぜひこの映画を見ていただきたいです。

 <YUI>

 中学3年の時から詩を書き始め、16歳で歌、作詞、作曲、ギターを本格的に始める。2004年3月にソニーグループのSDオーディションで認められる。上京直前に書いた「Feel my soul」が月曜午後9時のドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に決まりデビュー。セカンド・シングル「Tomorrow`s way」も映画「HINOKIO」の主題歌に採用された。映画は初出演。劇中でもギターを持って歌うが、その歌唱力と透明感は主人公とオーバーラップする。主題歌「Good-bye days」ほかサントラ盤も担当している。

(「タイヨウのうた」は6月17日から東京・東銀座の東劇、渋谷アミューズCQNなど全国ロードショー公開)

「タイヨウのうた」

2006年/日本映画/119分/松竹配給、KICCORIT、P2、コミュニケーションプラス宣伝

 プロデューサー:守屋圭一郎、伊東森人、小出真佐樹、石田和義 原作・脚本:坂東賢治 監督:小泉徳宏 撮影:中山光一 編集:三條知生 美術・都築雄二 音楽:YUI、椎名KAY太

 出演:YUI、塚本高史、岸谷五朗、麻木久仁子、通山愛里、田中聡元、小柳友、ふせえり、小林隆、マギー、山崎一

公式ホームページ
http://www.taiyonouta.jp/

 


 

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