6日午前7時50分ごろ、愛知県豊田市貝津町寺前の小学2年の女児が通学団集合場所で近づいてきた女に束ねていた髪の毛約15センチを切り落とされたと、女児の家族から110番があった。同県警豊田署は傷害事件として捜査している。
同署の調べによると、同7時40分ごろ、集合場所に1人でいた女児に女が無言で近づいてハサミのようなもので女児の髪の毛を切り、そのまま立ち去った。女は年齢30歳代、やせ形でカールした茶色の髪が背中に届く長さだった。ショルダーバッグを持っていたという。現場に駆けつけた母親(37)が女児の髪の毛を見つけたが、女は見当たらなかった。
現場の集合場所は、普段は7時40分に15人が集まって同45分に出発するが、この朝は他の児童はまだ集まっていなかった。【土井健三】
毎日新聞 2006年7月6日 13時43分