安倍晋三官房長官は24日午前の記者会見で、福田康夫元官房長官が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことについて「本人は『そもそも出馬するとは言っていない』という気持ちだろう。福田先生にぜひ(出馬してほしい)という期待感が高まる中で、本当の気持ちをはっきりさせたほうがいいと判断されたのだろう」と語った。
福田氏の不出馬で総裁選が盛り上がりに欠けるとの指摘には「これから有力な方々が名乗りを上げてくれば、新生自民党にふさわしい政策論争中心の総裁選になっていく」と反論した。【犬飼直幸】
毎日新聞 2006年7月24日 12時08分