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環境問題:日本橋で打ち水 庶民の知恵で暑さ乗り切り

 
日本橋前の歩道に打ち水する小池百合子環境相(右)、市川団十郎さん(同2人目)ら=東京都中央区で2日午後2時28分、森田剛史写す

 江戸時代の庶民の知恵で暑さを乗り切ろうと、小池百合子環境相や歌舞伎役者の市川團十郎さんらが2日午後、東京・日本橋で地元小学生らとともに打ち水を行った。

 人や自動車が行き交う中、参加者は浴衣姿などで、「日本橋滝の広場」に並び、「打ち水の良さを日本橋から発信しよう」と石畳に向け、手おけにためた水を一斉に打った。始める前の石畳の温度は38.5度だったが、それが37度に下がり、参加者からは歓声が上がった。

 小池環境相が「江戸の(庶民の)ノウハウを私たちが学びましょう」と呼び掛けると、市川さんも「日本橋は歌舞伎が発展した町。歌舞伎にもいろんな知恵が詰め込まれています」と応じていた。

毎日新聞 2006年8月2日

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