您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文

発信箱:省エネも間に合わない 中村秀明

作者:中村秀明  来源:mainichi-msn   更新:2006-8-4 7:56:19  点击:  切换到繁體中文

 

記者になりたての25年前、1リットル160円もするガソリンを燃やして取材に走っていた。そのせいか、「140円超」にも驚きは小さかったが、最近知った「ピーク・オイル論」にはうなった。

 石油の値段は20年以上、安値が続いた。いろいろな要因はあるが、単純に言えば、「石油はたくさんあるので安くて当たり前」という楽観論が、世界の市場を覆ってきたせいだ。

 しかし、今、「石油は足りないようだ」と考える人が増えてきた。しかも、「中国やインドなどが石油をどんどん消費するから」という単純な見方だけでない。もっと根本的な石油不足がささやかれている。それがピーク・オイル論で、次のような考えだ。

 油田はだんだん油を噴出する力が落ち、採掘にお金や労力がかかるようになる。そんな老いた油田が世界中で増え、元気な大油田は見つかっていない。天然ガスなどの代替エネルギーは、プラスチックや繊維、肥料、農薬の原料にはなりそうにない。石油のさらなる高騰と不足による危機は時間の問題ではないか。

 日本の第一人者、石井吉徳・元国立環境研究所長は、自著などで「集中から分散」「地産地消」「小さいことは美しい」「効率より自然」「無限の成長を望まない」などのキーワードをあげ、「安くて豊富な石油に支えられた大量生産、大量消費、大量廃棄の社会を変えていく必要がある」と説いている。

 「しばらく、遠出のドライブは控えます」では足りず、省エネも新エネも間に合わない。ついに、そんな時代が始まったと覚悟すべきなのかもしれない。(経済部)

毎日新聞 2006年8月4日


 

新闻录入:eva_0323    责任编辑:eva_0323 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     

    相关文章

    没有相关新闻

     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    松岛菜菜子裙装造型 “美到令人

    荣仓奈奈被曝怀孕 预计今年初夏

    日媒:美国任用哈格蒂担任驻日

    日本选出最想成为首相的女大学

    广告

    广告