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平和市長会議:加盟都市が急増、2年前の2.3倍

広島、長崎両市長が、核兵器廃絶のために世界の都市が国境を超えて連帯しようと呼びかけてつくられたNGO「平和市長会議」(会長・秋葉忠利広島市長)の加盟都市が急増。5日時点で2年前の2.3倍の1403都市になったことが分かった。先月21日にはイラク国内からバグダッドなど8市が加盟。核を巡る不安定な情勢が背景にあるとみられる。6日は61回目の「原爆の日」。

 会議は82年に結成。核保有国では、ロンドン▽パリ▽北京▽モスクワ▽デリーなどの他、米国の81都市も加盟している。同会議事務局を務める広島平和文化センターは「市民に核兵器使用への危機感が高まり、都市の動きが世界に広がったのでは」と分析している。【田中博子】

毎日新聞 2006年8月6日 

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