【マニラ支局】フィリピン・ルソン島南部のマヨン火山(標高2462メートル)で火山活動が活発化している。7日には計6回噴煙を上げ、噴煙の高さは火口から約800メートルに達した。また、流れ出した溶岩はふもとまで迫っている。
地元自治体は、火山の南側の半径約8キロを危険区域に設定し、周辺住民約3万5000人が避難を始めた。「本格的な噴火が起こる可能性もある」と警戒を強めている。
毎日新聞 2006年8月8日
フィリピン:マヨン山、噴火活動活発化 警戒レベル4に