全国的な猛暑に見舞われた6日、神奈川県の海岸で3人が死亡、1人が意識不明の重体となるなど、水難事故が各地で起きた。
三浦市南下浦町毘沙門(びしゃもん)で午後1時ごろ、横浜市港北区新羽町、内装作業員、三浦博さん(60)が海中に沈んでいるのが見つかり、間もなく死亡が確認された。三浦さんはバーベキューをした後に海に入ったという。
小田原市国府津2では午後1時50分ごろ、近くの学習塾経営、内田洋一さん(60)が約15メートル沖で浮かんでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡した。また、三浦市では、50歳くらいの男性が死亡。平塚市虹ケ浜の金目川河口付近では、同県秦野市の男性会社員(19)が行方不明となり、間もなく救出されたが意識不明の重体。
また、宮城県七ケ浜町では午後3時40分ごろ、家族や友人と海水浴に来ていた山形県戸沢村蔵岡、私立羽黒高校1年、清水完治さん(15)が沖に流され、行方不明となった。一緒に泳いでいた同校1年の男子生徒も流され、近くにいたサーファーに救助された。
毎日新聞 2006年8月6日