園児死亡:工場駐車場で乗用車にはねられ 岐阜・可児
31日午後5時半ごろ、岐阜県可児市大森の「イトウ精工大森工場」駐車場で、近くの内装業、大橋重義さん(39)の長男で幼稚園児の慶士(けいと)ちゃん(6)が、同県御嵩町伏見、同社社長、伊藤治正さん(64)運転の乗用車にはねられ、外傷性肝破裂などで間もなく死亡した。
県警可児署の調べでは、伊藤さんが会社駐車場に車を乗り入れようとした際、姉(8)と一緒に帰宅途中に同駐車場を通りかかった慶士ちゃんに気づかなかった。同県の交通死亡事故は昨年より11日早く100人となった。【小林哲夫】
毎日新聞 2006年9月1日