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米同時テロ:記憶は消えず 日本人犠牲者の遺族たち

作者:五味香織  来源:mainichi-msn   更新:2006-9-11 13:05:07  点击:  切换到繁體中文

 01年9月の米同時多発テロから、11日で丸5年になる。犠牲者約3000人のうち日本人24人の遺族も、事件現場での追悼式典に参加したり、自宅で祈りをささげるなど、それぞれに故人をしのぶ。失った家族への思いや「9・11」の記憶は今も消えない。

 「『ぶーちゃ』は、どんな声だったの?」

 7月中旬、杉山想弥君(4)は突然、母晴美さん(41)にテロで亡くなった父陽一さん(当時34歳)のことを尋ねた。長男太一君(8)が幼いころに使い始めた「ぶーちゃ」。二男力斗君(6)と三男想弥君も、陽一さんをそう呼ぶ。

 陽一さんが勤めていた旧富士銀行ニューヨーク支店は、2機目が突っ込んだ世界貿易センター南タワーにあった。想弥君は事件からちょうど半年後の02年3月11日に米国内で生まれた。

 晴美さんは、事件以来ほとんど見なかった家族のビデオを出し、「ぶーちゃの声だよ」と言って見せた。想弥君はだまって画面の中の父を見つめていた。

 現在、晴美さんたちは東京都内で暮らしている。陽一さんのことは、自然と話題に上る。顔立ちが似ている太一君を見つめ、「ぶーちゃに似ているなあ」と言うと、長男の太一君は照れた顔をする。「お母さんは1人で大変だよ」とぼやくと、力斗君は「ぶーちゃがいればよかったのにね」といたわってくれる。

 時折、晴美さんの夢の中に陽一さんが現れる。いつも、無事だったという結末だ。「大変だったんだから」。これまでの出来事を一生懸命に話す自分がいる。

 9月11日は毎年、陽一さんの好物を食卓に並べてきた。昨年は焼き肉。刺し身が好きだった陽一さんを思い出し、今年は手巻きずしにしようかと考えている。「あのテロから続く戦争で、自分たちみたいな家族がどれだけ増えてしまったのか。もう誰にも同じ思いをしてほしくない」。晴美さんは訴える。【五味香織】

毎日新聞 2006年9月11日


 

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