公立小中学校で給食を提供している学校の給食費平均は小学校3939円、中学校4501円で前年度比13~44円増だったことが15日、文部科学省の05年度学校給食実施状況調査で分かった。給食費は10年前よりも306~342円増で、物価上昇に合わせて増加傾向にある。
調査によると、給食を受けているのは国公私立全児童・生徒数約1103万人のうち、93.3%に当たる約1029万人で、主食、おかず、牛乳が出る「完全給食」の実施率は88.7%。公立学校のうち、単独調理場方式が1万3703校、共同調理場方式が1万6452校。調理の外部委託は前年度比2.2ポイント増の19.8%で、年々増加傾向にある。
毎日新聞 2007年2月15日 20時20分 (最終更新時間 2月15日 20時55分)