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新幹線N700系:疾走カウントダウン

作者:未知  来源:毎日新聞   更新:2007-2-27 9:48:10  点击:  切换到繁體中文

 7月に東海道・山陽新幹線に登場する新型車両「N700系」の製造が、愛知県豊川市の日本車輌製造豊川製作所で、急ピッチで進められている。昨年12月の報道公開時にはむき出しの銀色だった車体側面には白地に青色の直線が描かれ、3月中旬に搬出が始まる最初の営業車両(第1編成=16両)は気密試験を行うなど仕上げに入った。

 N700系は、飛行機の離陸スピードとほぼ同じ時速270キロのままでカーブを走行できるようにするため、空気ばねで車体を内側に1度だけ傾ける「車体傾斜システム」を採用したことに加え、現在の700系より消費電力を約2割削減したことが売り物。空気抵抗を減らすため、先頭車は700系よりも先端のくちばし部分を1・5メートル伸ばした。東海道区間は最高時速270キロ、山陽区間は同300キロで運転し、東京-新大阪間は最大約5分間短縮される。また、新幹線で初めてデッキなど計60カ所に防犯カメラを設置した。

 JR東海、西日本の2社は、07年度に23編成(1編成は16両)を300系に代わって投入し始め、09年度までには54編成になる予定だ。【長谷川豊】

毎日新聞 2007年2月27日 3時00分


 

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