計11件の児童買春をしたとして児童買春禁止法違反罪などに問われた北海道小樽市幸3、元道立仁木商業高商業科教諭、武田匡弘(まさひろ)被告(42)=1月に懲戒免職処分=の判決公判が26日、函館地裁であり、柴山智裁判官は懲役2年(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。
判決などによると、武田被告は06年7月~同年9月、携帯電話の出会い系サイトで知り合った旭川市や網走市、函館市など道内の8人の少女(当時14~17歳)が18歳未満だと知りながら現金を渡す約束をして計11回、いかがわしい行為をした。
さらにカメラ付き携帯電話で少女たちの裸を撮影(児童ポルノの製造)した。武田被告は少女たちと会う約束をしては自家用車で各地へ出かけていた。【佐野優】
毎日新聞 2007年3月27日 1時26分 (最終更新時間 3月27日 1時38分)