世界に9億人の利用者を持つ「インターネットの王者」、交流サイト最大手のフェイスブックが、ついに株式を上場しました。取引が始まったばかりのニューヨークのナスダック市場前からの報告です。 「マンハッタンの中心部、タイムズスクエアにあるナスダック市場前です。17日に価格が1株=38ドル、およそ3000円に決まったフェイスブックの株式、一体、初値がいくらになるのか。多くのメディアや見物人が大型モニターに注目しています」(記者) 注目のザッカーバーグCEOは日本時間の18日午後10時半過ぎ、取引の開始を宣言する「オープニング・ベル」をカリフォルニアの本社からの遠隔操作で鳴らしました。1000人以上の社員が集まる中、いつも通りのパーカー姿で登場したザッカーバーグ氏。幹部らと抱き合うなどして上場を喜びましたが、時折、緊張したような表情も見せていました。 さて、今回の上場は、株式市場の歴史の中でも異例づくめの超大型上場です。まず、市場から調達する資金は、最大184億ドル=1兆4600億円と、2004年に上場したライバル・グーグルの10倍。さらに、企業の価値を示す時価総額も8兆2500億円と、上場時点としては過去最大です。 ヨーロッパの信用不安などに悩む投資家たちは、この「超大型新人」に対する市場活性化への期待を高めていますが、ここへ来て、自動車大手のGMが広告出稿を取りやめるなど、収益の柱である広告の効果に疑問も広がり始めています。 上場で手にする巨額のマネーを、いかにしてサービスや売り上げの向上につなげていくか。これからが正念場のフェイスブック。注目の初値はまもなくつくものとみられます。(18日23:34) |
フェイスブック、ナスダックに上場
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