茂木敏充経済再生相は31日、来日した英国のフォックス国際貿易相と内閣府で会談した。フォックス氏は、米国を除く11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP11)に関心があることを伝え、参加への意欲を表明。茂木氏も「歓迎する」と応じ、協力を約束した。
会談では、フォックス氏が英国内で参加に向けた意見調整を進めていることを説明。茂木氏は、情報提供や参加国との橋渡しなどをする考えを伝えた。
英政府はEUを離脱すれば、米国などと2国間で通商交渉を進める一方、TPP11の参加も検討すると発表。アジアの成長を取り込むとともに、TPP11に参加する豪州やニュージーランドなどの英連邦の国々との貿易拡大を見込めるためだ。
TPP11は、早ければ来年早…