6日の東京株式市場では、日経平均株価が5営業日連続で下落した。終値は前日より92円89銭(0・41%)安い2万2487円94銭。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は12・55ポイント(0・74%)低い1692・41。出来高は12億8千万株。
6日未明に発生した北海道南西部の地震が投資家心理を悪化させ、日経平均は一時160円超下がった。
地震の影響で減少が懸念される訪日外国人客関連の銘柄のほか、火力発電所を停止した北海道電力も大幅に下げた。三井住友アセットマネジメントの市川雅浩氏は「関西地方に被害を出した台風21号もあり、訪日客関連銘柄には一時的に影響が出るだろう。投資家が積極的に買いづらい状況になっている」と話した。(新宅あゆみ)