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ノーベル文学賞、見送り続く可能性も 選考関係者に有罪

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-10-2 17:40:09  点击:  切换到繁體中文

 

今年のノーベル文学賞の発表が見送られた問題で、発端になった同賞選考機関関係者の男の性的暴行疑惑をめぐり、スウェーデンのストックホルム地方裁判所は1日、男に禁錮2年の有罪判決を言い渡した。


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男はフランス人写真家ジャンクロード・アルノー被告。妻がノーベル賞を選考するスウェーデン・アカデミーの会員で、自らもアカデミーから資金提供を受けて文化施設を運営するなど、文化界に強い影響力があった。裁判では無罪を主張していた。


裁判所によると、起訴の対象事件は2011年に起きた2件。裁判所はこのうちの1件について、複数の目撃証言などから性的暴行罪を認めた。スウェーデンでの同罪は懲役2~6年。


男には受賞者を事前に把握して外部に漏らした疑いも持たれているが、すべての疑惑を否定している。


疑惑の浮上後、アカデミーへの信頼は失墜し、内部対立で被告の妻を含む会員の辞任が相次いだ。組織改革は進んでおらず、賞を主催するノーベル財団の幹部は先月末、ロイター通信の取材に、この状態が続けば再来年も文学賞の発表を見送ることや選考を別団体に任せる可能性も示唆した。(バーミンガム=下司佳代子)



 

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