2020年東京五輪で初めて実施される空手で、演武を行う「形」の勝負判定が採点方式に変わる。これまでは5人の審判員が旗を上げて勝者を決めてきたが、「基準が分かりにくい」との指摘があった。五輪出場権を巡るポイント獲得大会が本格化する来年1月から実施する予定だ。
関係者によると、新しい採点方法は審判員が「iPad(アイパッド)」を持参。立ち方や正確性、技の意味の理解度などの空手の技術面と、パワー、スピード、バランスなどの運動能力面に分けてそれぞれで採点を行い、入力。それを点数化して示す形になる。フィギュアスケートなどのイメージだ。
空手界では元々点数化で形の判…