和歌山県知事選は25日投開票され、自民、国民、公明、社民の県組織が推薦する現職の仁坂吉伸氏(68)が、新顔で共産が推薦する畑中正好氏(66)を破り、4選を果たした。投票率は38・33%(前回39・65%)だった。
仁坂氏は高速道路の延伸や防災対策、産業振興など3期12年の実績をアピール。「今のままで良いと言っていたら遅れる。新しい要素を足していかないといけない」として、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致などを訴えた。畑中氏はカジノ反対を掲げたが、及ばなかった。
和歌山知事選、現職の仁坂氏が4選 IR誘致訴える