検索サイトのグーグルで2017年度に調べられた英語の都道府県名で、「AKITA(秋田)」は「TOKYO(東京)」に次いで2番目に多かったことがわかった。
ITビジネスを支援する「インフォキュービック・ジャパン」(本社・東京都新宿区)が、米国や台湾など世界13の国と地域のユーザーを対象に検索回数を調査した。2位の秋田(35万310回)は、1位の東京(35万9700回)に肉薄。3位の広島(21万4120回)、4位の大阪(20万5400回)とは大差をつけた。
秋田を調べたのは、米国24万6千回▽英国4万500回▽カナダ2万2200回など英語圏が中心。秋田への旅行客数が最も多い台湾からの検索は720回にとどまった。
同社の担当者は秋田の「躍進」について、今年5月にフィギュアスケート女子の、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手に、雌の秋田犬「マサル」が贈られたことを要因に挙げている。(神野勇人)