愛知県議を11期44年務め、県議長や自民党県連会長などを歴任した倉知俊彦(くらち・としひこ)さんが2日夜、胆管がんのため亡くなった。87歳だった。通夜は6日午後6時30分、葬儀は7日午前11時から愛知県豊田市小坂本町2の43の1のイズモ葬祭豊田貴賓館で。喪主は長女江巳子(えみこ)さん。
1971年の県議選で初当選し、元県議の寺西学氏(2013年死去)らとともに愛知県政界を引っ張った。03年には、衆院選の愛知県内選挙区で自民党が敗れた責任を取って辞任した杉浦正健・県連会長の後任として、県議で初めて会長に就いた。15年に県議を引退した後も、県連の相談役を務めた。親族によると、11月中旬に入院するまでは各地の会合などに精力的に顔を出していたという。