ノーベル賞の発表と同時に公表される受賞者の似顔絵は、スウェーデン人アーティストのニクラス・エルメヘードさん(41)が描いている。医学生理学賞を10日(日本時間11日未明)、受賞する本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(76)の似顔絵も手がけた。4日、朝日新聞の取材に応じ、「髪形がクールだと感じた」と本庶さんの印象を語った。
黒をベースに、スウェーデン国旗のカラーの青と黄を使ってきたが、今年は黒のアクリル絵の具に、金箔(きんぱく)をあしらうスタイルに。ノーベル財団が入るビルのワークスペースで、顔写真をもとに、2時間ほどで描き上げたという。
「ヘアスタイルを特徴的に描いたが、際立たせないように髪の根元に点を入れたり、額にしわを描いたり。うまくいったと思う」
描くのは発表前だが、詳細は「…