ノーベル賞の授賞式など一連の行事を終えた本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(76)が13日、スウェーデン・ストックホルムから帰国の途についた。
本庶さんは5日にストックホルム入りした後、記者会見や記念講演などのスケジュールをこなし、10日(日本時間11日未明)、授賞式と晩餐(ばんさん)会に参加。13日午前、9日間滞在したストックホルム市内のホテルを出て、市内のノーベル財団を訪問した。
財団では、授賞式後にいったん返却していたメダルを受け取り、賞金を受け取る手続きを完了。その後、専用車に乗り込んで、空港へ向かった。日本への到着は14日午前になる見込み。(ストックホルム=合田禄)