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秘密は「ヨ」 豪雪地の悩みを解決 移住夫婦が考案

豪雪地の人々を悩ませる屋根の雪下ろし。名古屋市から岐阜県の山間地に移住した夫婦が、その負担を軽くしようと開発した道具が好評だ。お年寄りや女性も楽にできるように工夫しており、インターネットを通じて全国から注文が来ている。


長さ3~4メートルほどの「らくらく雪すべ~る」は、アルミ製の持ち手の先に「ヨ」の字形のアルミ板が付いている。積もった雪に差し込むと、雪の塊がプラスチック段ボールを伝って地面に落ちる仕組みだ。


開発した井口友博さん(33)と妻の可奈古(かなこ)さん(33)は2014年12月、自然豊かな環境を求めて名古屋市千種区から岐阜県関市板取地区に移住した。


2人を待っていたのは、2階建て住宅の屋根に1メートルほど積もった雪だった。初めは新鮮で気分が高まったが、毎日続くとぐったり。「何とかしなきゃ」と雪下ろし道具を探したが、良さそうなのは日本円で4万円以上する欧州製。近所のお年寄りが雪下ろし中に屋根から滑り落ちそうになるのも心配だった。


そこで2人は「雪下ろしを楽しく安全にしよう」と考えた。小柄な可奈古さんにも使いやすいよう、名古屋市のアルミ加工業者に頼み、雪に差し入れるアルミ板の幅を縮めて軽くした。耐久性も考え、アルミ板の厚さは2~6ミリの間で調整。雪を滑り落とすシートにはプラスチック段ボールを使った。ブルーシートやポリカーボネートなど約10種類を試したという。


16年1月に「雪すべ~る」が完成し、自宅の屋根で試してみた。近隣の住民に「私もほしい」と言われ、知人からは特許取得を勧められた。商品化のためにネットで資金を募ると、1カ月で約75万円が寄せられた。「この商品がどんどん広まりますように」「楽しみ」との応援メッセージも寄せられた。


16年12月、アマゾンなどのサイトを通じて発売した。これまでに約400本が売れ、「雪下ろしが楽しくなった」「簡単にできた」といった反響が届いたという。


長さは3・6メートルと4・3メートルの2種類があり、いずれも1万9800円(税抜き、一部地域を除き送料込み)。現在は品薄で、20日ごろに入荷する見込み。井口さんたちは「積雪から時間が経つと、固まって下ろしにくくなる。早めに備えて」と話す。問い合わせは「いぐち家」(080・1592・4235)。(吉川真布)


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