茨城県は11日、SNSに不適切な投稿をしたとして、県の営業戦略部長を口頭での厳重注意処分にしたと発表した。部長は県の魅力度アップを担当していたが、個人のフェイスブックに「水戸はダメだな。死ね!」と書き込んでいたという。
県や部長への取材によると、部長は休日だった5日夜、個人のフェイスブックに投稿し、知人から指摘を受けて約2時間後に削除した。投稿は友人限定で公開していたという。村上仰志・総務部長は「軽率と言わざるを得ない。水戸市を始め関係者の皆さまに不快の念を抱かせ、県への信頼を損なったことは残念」とコメントした。
県は、民間の調査会社が発表している都道府県魅力度で「6年連続最下位」で、営業戦略部は県のPRを担当する部署だった。部長は取材に対し、「当時は酒に酔っていて書き込んだ記憶はないが、深く反省している」と話した。