和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で11日、昨年8月に生まれたジャイアントパンダ「彩浜(サイヒン)」が母親の「良浜(ラウヒン)」と一緒に屋内運動場で遊ぶ様子が初公開された。彩浜は、丸太によじ登ったり、良浜にじゃれついたりして訪れた人たちを楽しませていた。
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彩浜はこの日、150日齢となり、体重は7680グラムだった。順調に成長しており、飼育員の後をついて回るなどやんちゃな一面ものぞかせつつあるという。屋内運動場に出ると、さっそくコロコロと動き回り、良浜と遊んだ。
2頭の姿を見ようと朝から多くの人が列をつくった。彩浜が動くたびに「かわいい」などと歓声が上がった。東京都から家族で来てパンダが大好きという和田彩美ちゃん(5)は「彩浜がママの近くにいるのがかわいかった。大きいパンダになってほしい。また見に来たい」と話した。(本間ほのみ)