宗教法人の高野山真言宗(和歌山県高野町)は30日、所属する僧侶がインターネット上でヘイトスピーチをしていた事実を確認したとして、ホームページに添田隆昭・宗務総長名の「お詫(わ)び」を掲載した。
宗務総長公室によると、同宗に所属する僧侶がヘイトスピーチに相当する内容を個人のSNS上に匿名で投稿したことを確認したという。投稿の具体的内容については明確にしていない。「お詫び」では、遺憾の意を表明。人権啓発活動をしてきたが全く不十分だったと反省し、再び同様の事態が生じることのないよう、人権意識の高揚に尽力する、などとしている。