予約していた客に恵方巻きを渡すオーナーの田内睦彦さん(左)。店内でも鬼のコスプレ姿でアピール=2019年2月1日午後、鳥取県米子市夜見町
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人口約55万人と都道府県で最少人数の鳥取県に、コンビニ大手・ローソンの全店舗の中で「恵方巻きを日本一多く売るオーナー」がいるという。過大なノルマ? 自ら買い取る「自爆営業」? 節分を前にその謎を解こうと、店を訪ねた。
「日本一の恵方巻 予約承り中」「今年も日本一の福をお届けいたします」。米子市夜見(よみ)町にある「ローソン米子弓ケ浜店」には、こんな貼り紙や看板がいっぱいだ。
ローソンによると、昨年の販売本数は3211本で全国約1万3千店舗中トップ。2010年以降、9連覇中という。過去最高は15年の4210本で、立地する夜見町の人口4745人(15年2月1日当時)に迫るほど。しかし、なぜこれほどまでに……。
直接聞くしかないと、オーナー…