世界短水路選手権(昨年12月、中国・杭州)の女子100メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した岐阜市出身の今井月(るな)選手(18)が14日、岐阜県庁で報道陣の取材に応じ、白血病を公表した同い年で友人の池江璃花子選手について語った。報道陣との一問一答は次の通り。
池江選手に「勇気与えたい」 友人・今井月選手が決意
親友2人の歩み リオ五輪のページ
――一報はどのように受けましたか。
電話がきて、それには出られなかったんですけど、もう1回かけ直したときにそう言われました。璃花子本人からです。
――どういう声かけをしましたか。
病気のこともよくわからなかったので、私自身も何を言ってあげたらいいのかわからなかったので、あんまり自分が言った言葉は覚えていないんですけど、でも、びっくりしました。
――本人からは何と言われましたか。
そうなっちゃったからルナは頑張ってねって。
――池江選手の言葉や公表を受けて、今井さんの水泳に対する気持ちに変化はありましたか。
水泳ができることに改めて感謝しないといけないなと思いましたし、すごく勇気を与えてくれた選手なので、自分も与えられるように頑張りたいです。
――周囲はどういう風に彼女に向き合ってほしいと思いますか。・
あまり東京五輪とかではなく、まずは一人の人間としての健康とかを皆さんが祈ってあげて、そっと見守ってあげてほしい。
――「ルナ頑張って」と言われて、どんな姿を池江さんに見せたいですか。
やっぱり頑張ってるなって思ってもらえるような結果を自分も出したいです。(室田賢)