2020年東京パラリンピックを経済界から盛り上げようと、経済同友会が13日、会社対抗の「パラスポーツ運動会」を東京都内で開いた。会員企業17社の幹部や社員ら約330人が参加し、楽しみながら支援のあり方を考えた。
実施されたのは、ボッチャ、シッティングバレー、車いすを使ったポートボールとリレーの4種目。NECの元ラグビー選手、桜谷勉さん(34)は「力任せにやってしまい、うまくいかなかった。チームワークとコミュニケーションで戦えるパラスポーツは面白い」。AGCの半坂真弓さん(39)は「パラスポーツで、世代や障害にかかわらない社内の交流の場が作れるのでは」と話した。
この企画を推進したオイシックス・ラ・大地の高島宏平社長は「東京開催に向けて、パラスポーツを支援したいと思っている企業は多い。楽しいスポーツだと知ってもらい、応援につなげてほしい」と話した。(斉藤寛子)