「『マイナス』から『プラス』を生み出す」 埼玉県深谷市は2月の「広報ふかや」で4ページの特集を組んだ。廃校になった小学校の体育館を「マイナス価格」で民間に譲り渡した経緯を、市民に説明するものだ。何があったのか。 シリーズ「負動産時代」 処分に困る空き家やマンション 「負動産時代」が本に 税金入らぬ塩漬けよりも… 1984年に廃校になった小学校。校舎は取り壊されたが、当時まだ築5年だった体育館は残し、市民が利用してきた。その体育館も老朽化し、土地ごと売却することになった。 2回入札をしても購入希望者が現れず、市は奇策に出た。落札者に、市が最大で1340万6千円を支払うという「マイナスの予定価格」を公表し、入札参加を呼びかけたのだ。 年末の入札には地元の食品加工会社社長ら2者が参加。より少ないマイナス額を示した方が落札し、795万円を支払って譲り渡す方針が決まった。落札者が体育館を解体した後、市からのお金が支払われる。 なぜお金を払ってまで、市民の財産である市有地を民間に渡すのか。 市は、売却によって今後10年… |
「マイナス価格」処分も 増える廃校、自治体のお荷物に
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