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プロが仕掛けるママのスノボサー 女性を再びゲレンデへ

子どもをもつ女性スノーボーダーたちのサークルが今年、長野県佐久市のスキー場にできた。仕掛け人は、自身も2歳の娘をもつ同市在住のプロスノーボーダー、田中幸(さち)さん(38)。育児を機にスノボから離れてしまう母親たちがいることを受け、「ママたちが、スノボを楽しめる場所をつくりたかった」と話す。


2月下旬の水曜午前。「佐久スキーガーデンパラダ」のゲレンデに設けられた「キッカー」と呼ばれるジャンプ台を、ボードに乗った田中さんが跳んだ。「体を前に飛ばすようなイメージでやってみて!」。後続の女性たちも勢いよく続いた。


2時間ほど滑り、スキー場内のレストランで昼食会。「うちは5歳と3歳。あなたは?」。子育ての話をしたり、連絡先を交換したり。自然と笑顔の輪が広がった。田中さんは「参加が多いのは30代。ちょうど20代前半にスノボブームを経験した世代ですね」。


現在はバックカントリーで活躍…


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